お客様からの様々なご質問にお答えします!
30坪前後のお宅の屋根、外壁の工事で約2週間とお考えください。目地のコーキング処理がある場合、余分に1週間程必要です。現状の傷み具合によってはさらに少し余分にかかることもあります。下地処理をしっかりおこない、補修工事をおこなうことで、他社さんよりも少し時間をいただいています。
適性価格というものがあります。あまりに安い場合、対候性の低い塗装を使っていたり下地処理が不十分であったり塗り重ねる回数が少ないという事も考えられます。
逆にあまりに高い場合、下請けに丸投げして中間マージンをとっていることも考えられます。
どこを何回塗るか、どんな塗料を使うか、など詳細が見積もりでわからなければ必ず確認を取って、納得した業者を選ぶと良いでしょう。
そのような場合ほとんどは下請けの施工業者に委託するので、下請け業者がいい加減な工事をすることも考えられます。
また良心的な下請け業者でも、大手からの依頼金額はとても安い場合がありますので十分に丁寧な仕事が出来ない現実があります。
地域密着の信用できる施工業者を選ぶ事が大切です。
例えば知り合いからの紹介された業者や、近くで塗り替えしている現場があれば作業員の態度やマナーを観察するなら、また声をかけて話してみるなら良い人かどうか、良心的な業者かどうかを知ることが出来ます。(怖そうに見えても話してみるとそうでもない場合がほとんどです)。

はい。何でも聞いてください、数多くの施行例(配色パターン)を見てきましたので色に関する知識は豊富です。
また、色の見える仕組や目の錯覚が見える色にあたえる影響など、人体や心理についても学んでいますので、お客様のイメージをお聞きしてご提案させていただきます。最終的には施主様の良いと思う色を塗装します。
吹付けなければ出せない模様もありますし逆にローラーでないと出せない模様もあり塗装の仕様や下地の種類によって選ぶことになります。
例えば石材調塗装や凸凹模様の塗装は吹き付けなければ塗布できません。またゆず肌模様やスチップル模様などはローラーでないと模様が出せません。
さらにサイディング壁でレンガ調のように目地の深いものや模様の複雑なものは吹付塗装になりますし、既存の壁が塗料の吸い込みを生じさせてしまうようならローラーで塗料を押し込むように塗布しなければなりません。
それぞれ必要な工法を必要な時や場所に用いて施工します。
一般にそのように思われがちです。しかし季節にはあまりとらわれる必要はないと思います。
少し長くなりますが、まず塗料について、実際塗料は5℃以下で塗装するとと本来の効果が出ないようです。ということは冬は塗装できないのかということになります。当然気温が5℃以下になる場合は出来ませんが、瀬戸内の穏やかな 気候で日中5℃以下になることはほとんどありません。当然朝夕は気温が下がり5℃を下回ることもありますが朝、塗り作業を始める時にそこまで下がったまま、また夕方、作業可能な時間内にそのまで下がる事ほとんどありません。
以上のことから塗料的にはどんな季節でも塗装可能になっています。各メーカーもその点はよく考えて塗料を開発しています。
さらに雨の多い梅雨の季節は塗料が乾かないのではないかと思われがちですが、現在の塗料は反応硬化形ですので以前の塗料のように乾燥硬化形ではありません。当然雨の日は塗装できないことも有りますが、塗布して1時間もすれば表面は硬化してきます。降雨状況などを考えながら塗装することは十分可能で、品質も問題なく仕上げることが出来ます。確かに工期は少し余分にかかりますが・・・。
また夏は「暑いときに申し訳ないから涼しくなってからお願いします」と時々お客様から言われます。一年中野外で四季を感じて仕事している職人にとってはほとんど問題ありません。暑くても喜んで仕事してくれます。
最近は春でも雨の日が多く、なかなか仕事が進まないことがあります。また、秋は台風シーズンなので上記の点が関係してきます。作業できない日が多いと工期が長くなりがちです。
過去の出勤表などを見ると10月、11月などは梅雨の時期より雨が多いこともあります。
私の経験上、この数年は、施工中ずっと良い天気だったというお宅は1年のうちでほんの2~3軒くらいです。
これらのことから工期が長く掛かるか短くて済むかということ以外塗装工事に季節はそれ程重要でないといえます。
おまけ:一般に春と秋が塗装の季節と思われている方が多いので、塗装業界はその時期がとても忙しくなります。実際焦って仕事をしている状況です。しかし1月や2月、6月から8月は仕事量が減り気味です。その時期はどの業者も仕事をしたいと思ってますので値引き交渉もしやすいと思います。さらに落ち着いて作業できるのでより丁寧な仕事が期待できます。